高山市での実証実験が新聞に紹介されました

本研究室の学生が構築したシステムを用いた実証実験が中日新聞,高山市民時報,毎日新聞,岐阜新聞,時事通信で紹介されました。構築したシステムでは,高山市役所の市民課窓口の待機人数の状況をリアルタイムでご覧になれるほか,時間帯ごとの傾向を知ることができます。

本研究では,データ連携基盤(都市OS)などのICTを活用したデジタル行政の可能性や課題を抽出することを目的としています。

デジタル行政や自治体DXは,新型コロナウイルスの感染拡大やデジタル庁の設立等により注目されています。しかしながら,技術開発のアプローチだけで実現するのは不可能です。新たに技術を開発していくことも必要ですが,今ある技術で対応可能なものも多く,本研究では,より現場の視点で,最適な利活用方法を提案することも視野に入れています。

さらなる市民サービス向上や職員の業務効率化など,本質的な部分を目的に据えながら,その実現方法を職員の方とともにデザインしていきます。

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 高山市は今月下旬から、人工知能(AI)を活用した混雑状況観測システムの運用を始めた。庁舎1階の市民課窓口の待ち人数を可視化し、市民がウェブサイト上で混雑を確認…
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