博士課程1年の堀涼さんが中心となり,高山市役所や高山市民の皆様,NESソリューションイノベータ株式会社と共に取り組んでいた「高山市における観光DX」の研究が冬のDigi田甲子園でベスト8に入賞し、このことが2023年5月17日付の中日新聞に掲載されました。
本研究の一例として,商店街の和食料理店の近くに設置したAIカメラから得た通行量を分析し、営業時間を30分延長することを提案しました。その結果、店の売り上げが平均7%・最大27%増加しました。
この他にも、私たちの研究室ではICTを用いた地域活性化についての取り組みを行っています。新聞ではAIカメラで把握した混雑状況をウェブ上で簡単に確認できる「飛騨高山散策ウェブマップ」についても取り上げていただいておりました。このマップ上では公衆トイレの位置や観光施設の位置に加え駐車場の空き状況なども見ることができ、より快適な観光体験創出に貢献しています。
今後も産学官民でデータ利活用を進め、ICTによる地方貢献を広げていけるように頑張ります!