飛騨高山高校にて、第2回データ収集ワークショップを実施しました。

2025年6月3日、飛騨高山高校にて、3年生17人を対象としたデータ収集ワークショップの第2回を実施しました。

今回のワークショップでは、まず「量的データ」と「質的データ」の違いや、センサー・アンケート・ヒアリングなど手法ごとのデータの性質について学びました。その後、自分たちの日常生活の中から課題を見つけ、それを解決するにはどのようなデータが必要かを考えるワークに取り組みました。

データの性質に関する学習の様子

生徒たちは3つのグループに分かれ、活発に意見を出し合いながら、各グループで2〜3個の課題案をまとめました。たとえば、「エアコンをつける目安となる温度を知りたい」「教室がうるさいときと静かなときの音の大きさを比べてみたい」「購買が混雑する時間帯や人数の傾向、天気との関係を調べたい」といった、具体的なアイデアが挙がりました。

課題設定について討論する様子

データを活用することで身近な課題にアプローチできることへの関心も高まり、今後の実践に向けた準備が着実に進んでいます。このような取り組みを通じて、生徒たちが地域のDX(デジタル・トランスフォーメーション)の担い手として、課題の発見だけでなく、データの収集や活用にも主体的に関わっていくことが期待されます。