Our Vision
デジタル社会の実現に向けて,IoTやAI,ビッグデータなどの情報通信技術(ICT)に関する研究を進め,未来社会にとって新しいサービスを生みだすことが求められています。 Media & Design Group は,安田・遠藤・浦田の3研究室から構成されており, 電子メディアの発達を踏まえて,情報通信技術がもたらす未来社会について考察するとともに,社会課題解決のためのデータ連携・利活用によって,人々が暮らしやすい人間中心の社会をデザインしていくことを目的としています。
研究室紹介VTR
浦田真由准教授による研究室紹介です。
安田孝美教授による「会社説明」です。
望む人物像「情報社会のプロデューサー」
本研究室の大テーマであるこの問題に対するアプローチにはさまざまな方向が考えられる。教育,文化,行政,産業など社会構造の調査からの戦略もあれば,インターネット上の最新情報技術からの取り組みもあり得る。
自分自身と外部との積極的な情報交流を通して,自身のアイデンティティーと研究のオリジナリティを確立してもらいたい。研究テーマの設定段階から,能動的かつ自律的な行動が要求される。
本研究室の扉は理系,文系を問わず,上記テーマに情熱をもつ人物を歓迎します。
代表的な研究
2023年に行われた冬のDigi田甲子園に当研究室から応募した研究をご紹介いたします。
このうち「産官学民連携による観光DX〜高山市におけるデータの地産地消〜」は172件の応募からベスト8に選出されました。
研究室見学について
研究室見学などのお問い合わせは、公式LINEよりお願いします。スマートフォンの方はこちら。
下記のQRコードからも登録可能です。
研究室
研究室は情報学研究科棟の6階にあります。622号室と624号室の2部屋があります。どちらの部屋にも冷蔵庫や電子レンジなどが完備されています。また,情報学研究科棟からは名古屋の街を一望することができます。
ゼミ
私たちの研究室では,全体ゼミとサブゼミの2つの形態でゼミを行っています。
全体ゼミは週1回行っています。毎回のゼミでは各々の研究活動の進捗状況を報告したり,情報共有したりしながら,議論しています。
サブゼミは,研究分野に応じて行う学生主体の小規模なゼミです。全学生は1つ以上のサブゼミに所属します。
研究の特徴
私たちの研究室では,文系・理系の枠組みを超えて,情報技術と社会が接する全てのテーマについて取り組んでいます。具体的なテーマはプロジェクトをご覧ください。
本研究室はいくつかのフィールドで実践的な研究をしており,多様なステークホルダと一緒に研究を進めていることが特徴の1つです。外部との交流は刺激になります。
また研究によっては出張があり,旅行気分を味わいながら研究に取り掛かれます。
学生からの声
どの研究室にも良い点悪い点がどちらも存在するはずなので,自分に合っている(と思われる)研究室に行くのが一番良いと思います。この研究室は,ICTに興味があってやる気がある学生には良い選択肢の1つではないか,と僕は感じています。
僕たちの研究室(以下,MDGとも。)の良いところを挙げます。
まず,自由なところです。研究室で決められた固定のイベントは,全体ゼミとサブゼミ(どちらも週1回程度)しかありません。そのため,比較的自分のペースで研究をしたり,予定を組んだりが可能です。
次に,若干被りますが,どれだけでも研究ができることです。僕は,どちらかというと365日派の学生ですが,先生方は,研究についてなんでも協力してくださります。また,B4以上は研究室の鍵が貸し出されるため,24時間365日,雨の日も晴れの日もいつでも研究室に行くことができます。研究室には,前述のように冷蔵庫をはじめ電子レンジ,水道&シンク,IHクッキングヒーター,包丁,など生活に必要な備品も多くあります。朝昼晩,研究室で食事を取れます🍚。
次に,様々な学生が大勢います。いろんな便利ツールを教えてくれる卒業生や,独学でデータサイエンスを勉強して,某大大企業のデータサイエンチストとして就職した先輩,深層学習をやっていたドクターの先輩や,研究室のサーバーを全て司っている後輩や,完全リモートの先輩,プリンターの使い方もわからない先輩などです。ICTにも様々な形があるので,現在の知識を問わず,意欲と興味さえあれば,あなただけのポジションを確立できるはずです。
一方で,他の研究室が羨ましいな,と思う点を挙げるならば,技術獲得のためのスキーマがありそうな点です(他の研究室に属したことはないので,実はそうでもないかもしれませんが,,,)。一口にICTといっても多岐にわたり,進化も早いため,MDGでは自分の使用する技術は自分で学ぶ,というスタイルがとられています。もちろん知っている学生同士で教え合うことは特にサブゼミなどでよくありますが,どこかの研究室であるようなOO100本ノックを課題として行う,みたいな技術獲得スキーマは,今のところ存在しません。
興味を持たれた方は,誰でも良いので連絡してみてください😁
学生の進路
学部を卒業して大学院に進学する学生は,名古屋大学大学院情報学研究科社会情報学専攻(情報社会設計論講座)に進学します。就職先についてはこちらをご覧ください。